2019年3月13日 18:55
マンション購入で火災保険は加入すべき?必要・不要も含め最適な選び方をご紹介
失火法
例えばご自身のご家族は火元に十分気をつけていたとしても、隣の部屋から出火して自分の部屋まで燃え移ったとしましょう。
この場合、火事を起こした隣家に損害賠償をしてもらうのが当然と考えてしまいますが、実は火災の場合はそうはいかないのです。
失火法(失火の責任に関する法律)によって、重大な過失ではない失火による損害賠償はしなくてもよい、となっているからです。するとどうなるかというと、燃えてしまった自分の部屋は自己負担で修繕しなければならない、ということになるのです。
こうしたことから考えると、購入したマンションにおいても火災保険は原則自分自身で加入しておくことが必要となってくるのです。
さらに次のような場合には、更にその加入内容にも気をつける必要がでてきますので、十分注意をしてください。
マンション購入で住宅ローンを利用した場合
まず気をつけていただきたい最初のケースですが、マンション購入にあたって住宅ローンを組まれた場合です。
借り入れ金融機関から火災保険の加入が義務づけられることが多いので、その場合にはしっかりと求められる加入の要件を確認したうえで、火災保険を選ぶようにしてください。