そのため、自転車保険の加入が強制されているわけではありませんが、平成31年3月現在において、自転車保険の加入が努力義務となっているおもな地域は以下の通りです。
- 北海道
- 群馬県
- 千葉県
- 東京都
- 鳥取県
- 徳島県
- 香川県
- 愛媛県
- 福岡県
- 熊本県
自転車保険の条例が制定されている場合、入らないと罰則はある?
https://www.pref.saitama.lg.jp/
自転車保険は、加入義務や努力義務の地域でも、加入しなかったことによる罰則がないことがわかります。
未成年の子供が起こす自転車事故の懸念とリスク
自転車保険は、加入義務や努力義務の地域に住んでいたとしても、自転車保険に加入しなかったことによる罰則がありません。
しかしながら、そもそもの問題点として、ご自身だけではなく、自転車をおもに活用する未成年の子供が自転車事故を起こしたことによって、相手方に損害を与えた場合、監督義務者である親が賠償責任を被る部分にあります。
未成年の子供だからといって、賠償金額が少なくなるといったことはないわけです。
自転車保険は強制加入の地域に住んでいなくても加入検討する
兵庫県の判例のように、仮に、未成年の子供が起こした自転車事故によって、私たち親が高額の損害賠償を負わなければならないことになった場合、当人だけではなく、周りの家族の人生は破綻すると言っても過言ではありません。
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