2019年5月7日 12:16
FPが解説!投資信託の税金はいくらかかる?どうやって払う?
それは、特別分配金(元本払戻金)とは利益ではないからです。
自分の出したお金が返ってくるだけです。そのため税金はかかりません。
ただ、持っている間にかかるお金(信託報酬)が発生しているので、実質的にはお金が減っていることになり、運用上は困った存在だと考えられます。
図はタコが自分の足を食べて、次第に体が小さくなるイメージです。正式な用語ではありませんが、特別分配金(元本払戻金)はタコ足配当などとも呼ばれます。
しばしば「分配金が多い方がお得だろう・毎月または隔月などで分配金が出る方がお得な気がする」というのは、単純に誤解です。
なぜそうなのか?につきましては、以下の記事に詳しく解説がしてあります。
ご興味のある方はご覧いただければ幸いです。
投資信託の特別分配金(元本払戻金)は利益ではないので税金はかからない
投資信託にかかる税金の計算式は?どうやって出すの?
おさらいです。税金は利益に対して20.315%かかります。ですから、税金を求める基本的な計算式は「利益×20.315%=税金」です。
でも、これだけだとちょっと具体的な金額がイメージしにくいですね。一例を交えながら見てみましょう。