そのため、安くなった時に損切りするのは「高く買って、安く売ること」であり、「不正解」です。
このように長期分散投資では「損切り」は未来の期待収益率を下げる(損する)行為です。
損切りは、投資信託での長期分散投資では「不正解」。
損切りが正解なのは一か八かの投機的(丁半博打)な運用
ちなみに投機的な運用では、基準価格(価額)が下がった時は売り時であって、買い時ではありません。
丁半博打のように、「上か下か」を当てっこするだけだからです。外れた場合はすぐに撤収(損切り)することが重要です。
ただ、前述のようにチャート分析は有効ではなく、市場が効率的なので値動きはランダム・ウォーカーですので「当たるか外れるかどうかは不透明」です。
初心者の方にもわかりやすい!投資信託の売り時・買い時の考え方一例
それでは投資信託初心者の方にもわかりやすい、利益確定や損切り、などの売り時・買い時のタイミングについて具体的な一例を見てみましょう。
一例:インデックス型投資信託やリート(不動産投資信託・REIT)の売り時・買い時とは?
インデックス型投資信託:市場の平均に連動することを目標とするタイプの投資信託。