2019年6月6日 14:20
自己破産とはどんな状態?デメリットも含めわかりやすくご説明いたします。
【自己破産のポイント②】裁判所の許可が必要
自己破産は誰でも行うことができるわけではありません。裁判所の許可が必要になります。
裁判所に申し立てを行い、裁判官と面談を行い、破産手続開始決定と免責許可決定という許可を裁判所から得ることができなければ自己破産を行うことはできません。
借金の理由がギャンブルであったり、裁判所に嘘をついていると、免責不許可事由に該当し、自己破産の許可が降りないことがあります。自己破産は誰でも必ず行うことができるわけではないのです。
【自己破産のポイント③】自己破産と破産宣告の違いはある?
今は、破産宣告という言葉は使いません。2005年に破産法が改正する前までは、裁判所が出す「破産手続開始決定」のことを破産宣告と呼んでいました。
それが2005年の法改正によって破産宣告という言葉は使われなくなったのです。
破産宣告と破産手続開始決定の意味は同じです。
自己破産は破産手続開始決定を経て行われるので、破産宣告と自己破産の意味も基本的には同じであると考えておいて問題ありません。
自己破産のメリット
ここで自己破産のメリットについて確認しておきましょう。