2019年7月5日 16:36
債務整理後に住宅ローンは組める?審査を通過するためのポイント
住宅ローン以外の借金だけ整理すれば、住宅ローンに影響はありません。
個人再生ではすべての借金が対象になるため、住宅ローンも整理するのが原則です。ただし、住宅ローン特則(住宅資金特別条項)を利用して個人再生の申立てを行った場合には、住宅ローンを除外して借金を整理できます。
自己破産の場合には、住宅ローンを含むすべての借金が免除になりますから、住宅もとり上げられてしまいます。
債務整理後は住宅ローンの借り換えができない
住宅ローンは長期間返済を続けるものですから、金利や月々の返済額の見直しのため、途中で借り換えをしたいことも多いと思います。住宅ローン返済中に債務整理をした場合、債務整理後には住宅ローンの借り換えができなくなる点にも注意しておきましょう。
借り換えの際には、信用情報の照会が行われます。事故情報が登録されていれば審査に通らないため、借り換えは困難です。
債務整理後、住宅ローンを組めるようになるまでの期間
債務整理をした後、永久にブラックリストに載っているわけではありません。ブラックリストに載っている期間は限定されており、その期間が過ぎると住宅ローンを組めるようになります。