2019年7月16日 16:13
NISAで投資信託を始めよう!初心者向けにおすすめのファンドをプロがご紹介
そのため、「金融商品でも同じではないか?手数料が高い方が良い成績になるのではないか?」と思われるかもしれません。
しかし答えはノーです。
現代の市場では運用成績は長期的に見ると市場平均が最適となるため、手数料の安い投資信託を保有することが唯一「マシ」な成績を得ることにつながります。
【ニーサ口座で投資信託を選ぶときのチェックポイント②】「分配金利回り」
初心者の方にチェックしていただきたいポイント2つ目は分配金の利回りです。分配金というのは、大変乱暴に言うと「利益や投資したお金を配ってくれること」です。
保有している投資信託の成績が良ければ(市場次第)利益がもらえますし、そうでない場合は投資したお金の一部が返ってくるというものです。
前述のように、ニーサでの投資枠は年間最大120万円です。
そうなると、初心者の方の中には「投資額が120万円ならできるだけ分配金が多い方が良いだろう」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、結論から申し上げますと、
効率の良い投資を考えた場合は分配金利回りがゼロのものを選ぶことが重要です。
なぜでしょうか。
投資信託および資産形成で重要なのは効率ではないか
ニーサのみならず、資産運用全般で重要なのは「効率」