2019年9月3日 14:53
iDeCoの所得控除の仕組みとは?年収による税金の節税メリットシミュレーション一例をFPが解説!
そして、iDeCoの所得控除の減税メリットを受けられる人は、会社員・公務員・自営業者などの「課税される所得のある人」です。
【質問】所得税・住民税が課税されない人でもiDeCoに掛け金を出すと、所得控除のメリットがありますか?
答え:ありません。
所得税・住民税が課税されない人の場合には、所得控除による減税メリットはありません。
ただ「減税メリットがないからiDeCoをする理由がない?」かというと、そうではありません。理由は後述します。
【質問】家族のiDeCoの掛け金を自分が負担すれば、自分に減税メリットがありますか?
答え:ありません。
家族の掛け金を負担しても、減税メリットは得られません。
iDeCoの所得控除はどのくらい減税効果があるのか【年収別シミュレーション】
それでは具体的に、iDeCoの所得控除のメリットによる減税効果がどのくらいなのか一例を見てみましょう。
注意点:以下は毎月掛け金を出した場合です。途中で課税所得や掛け金の変更がない前提です。こちらの一例は「イデコ公式HPかんたん税制優遇シミュレーション」を使用して出しています。実際とは異なることがあります。