2019年9月7日 14:29
土地を相続する方法を専門家が解説!手続きの流れ・必要書類を理解しよう
遺言書があると財産の分配に影響してくる場合があります。
なお、今回のケースでは遺言書はなかったものとして紹介していきます。
相続税の申告と不動産などの名義変更
その後、行っていく手続きとしては相続税の申告と不動産などの名義変更といったところになります。
なお。相続税の申告については、相続の開始があったことを知った日の翌日から10ヶ月以内という期限があります。
一方不動産などの名義変更には期限は特に定めはありません。
土地、建物などの不動産の分割の方法
死亡届の提出と遺言書の確認を行ったら、次に被相続人の財産を相続人の間で分割する話し合いをしていかなければなりません。その際、現金でしたら単純に金額を分配していけばいいのですが、土地や建物などの不動産の場合そういうわけにもいきません。
それでは土地、建物などの不動産の分割にはどのような方法が考えられるのでしょうか?
ここでは分割方法について紹介していきます。
土地、家屋などの固定資産の分割方法の種類
現物分割
相続財産が土地だけで建物がない場合は、単純に土地の面積を相続人の人数で割って分割する方法が考えられます。これを現物分割といいます。