くらし情報『シングルマザーの貧困の原因とは?日本の母子家庭の問題と実態をFPが解説』

2019年9月11日 14:25

シングルマザーの貧困の原因とは?日本の母子家庭の問題と実態をFPが解説

日本のひとり親家庭の約半数が貧困
国民生活基礎調査(平成28年度)では、子供がいる現役世帯のうち大人が1人の世帯、すなわち、ひとり親家庭(母子家庭・父子家庭)の相対的貧困率は50.8%という結果が出ています。

ひとり親家庭の約85%は母子家庭ですが、母子家庭に限った場合には、さらに比率は高くなることが推測されます。母子家庭の半数以上が貧困に陥っているのが日本の現状です。

先進国の中でも突出して高いひとり親家庭の貧困割合
OECD(経済協力開発機構)では、2000年代半ばまでの加盟国の相対的貧困率を公表しています。これによると、日本の相対的貧困率は小さい順から並べたときに30か国中27位で、先進国の中でも相対的貧困率が高い国であることがわかります。特に、日本におけるひとり親家庭の相対的貧困率は、30か国中最も高いという結果が出ています。貧困に陥った母子家庭の実態
母子だけで生活していくためには、住む場所を確保し、家賃や光熱費を払わなければなりません。しかし、貧困に陥っていれば、家賃等を払ってしまうと使えるお金がほとんどなくなり、ご飯もろくに食べられないことになってしまいます。
値段の安いジャンクフードばかりを食べてしまい、健康を損ねることもあるでしょう。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.