2019年9月17日 14:17
貯金500万円は少ない?老後のための理想的な資産&貯める方法をFPが解説!
独身(単身世帯)
単身世帯の方の貯金に関するデータは、金融広報中央委員会ホームページ内「家計の金融行動に関する世論調査・単身世帯調査」を参考に、以下にポイントをまとめます。
- 年齢が若いほど預貯金や資産を持っていない割合が高い(約半数近くの単身者が貯金ゼロ)。
- 特に20代の半数以上は貯金がない状態である。
- 貯金をしている人の金融商品構成をみると、45%程度が銀行預金(定期預金も含む)である。
- 次点で、有価証券(債券・株式・投資新信託)で30%程度である。
夫婦(二人以上の世帯)
2人以上の世帯(夫婦・家族)の貯金額に関するデータは、総務省統計局のホームページ内・家計調査年報「世帯属性別に見た貯蓄・負債の状況」より、重要部分を抽出して以下にポイントをまとめます。
- 年間収入の1.5~2倍の額を資産として保有している世帯が多い。
- 貯金の内、預貯金(定期性・通貨性含む)が約6割である。
- 次点で生命保険による貯金で約2割である。
- 住宅ローンを保有しながらも貯金をしている世帯が多い。
現役世代は負債も多いが貯蓄も多い
現役世代(30~40代)は、いわゆる「働き盛り」と言われる世代で、職場で昇進することで大きく収入が伸びたり、同時にマイホーム購入もこの時期にされる方が多いです。