2019年9月15日 20:00
年金の繰り下げは得なのか?受取を遅らせるメリット・デメリットをFPが解説!
(令和元年9月現在)
ここでは、仮に40年間の国民年金保険料をすべて納めた状態の人が、66歳0ヶ月から繰り下げした場合と70歳から繰り下げした場合の年金額を以下に紹介します。
https://www.jili.or.jp/
66歳0ヶ月から繰り下げした場合
- 繰り下げによる増加した年金額:780,100円×4%≒65,528円
- 老齢基礎年金(国民年金)の年金額:845,628円(780,100円+65,528円)
老齢基礎年金(国民年金)を繰り下げした場合の年金額を計算するには、年間の年金額に増額率を乗じて計算します。
66歳0ヶ月から繰り下げした場合、上記表(緑枠)より8.4%を乗じて計算し、加算しますと、年金額は845,628円となり、1ヶ月あたりの年金額は70,469円となります。70歳から繰り下げした場合
- 繰り下げによる増加した年金額:780,100円×42%=327,642円
- 老齢基礎年金(国民年金)の年金額:1,107,742円(780,100円+327,642円)
70歳から繰り下げした場合、上記表(水色枠)より42%を乗じて計算し、加算しますと、年金額は1,107,742円となり、1ヶ月あたりの年金額は約92,311円となります。