くらし情報『iDeCoのメリット・デメリットとは?知っておきたい仕組みをFPが解説!』

2019年9月17日 18:40

iDeCoのメリット・デメリットとは?知っておきたい仕組みをFPが解説!

ただし、国民全員が三階分全てを受けられるというわけではなく、働き方によって加入できる(受けられる)年金は変わってきます。

まず、一階部分として、ニ十歳から六十歳までのすべての国民が加入する「国民年金」があります。二階部分は会社員や公務員が加入する「厚生年金」です。この二つの年金は国が運営しているので「公的年金」とも言われます。会社にお勤めの方は支払っている意識が薄いかもしれませんが、実はこの二つは給料から天引きされています。

三階部分は働き方によっていろいろ異なりますが、大きくいうと企業に勤める方が加入する「企業年金」と、ほぼすべての方が任意で加入できる「私的年金」があります。そして、この私的年金のことを「個人型確定拠出年金=iDeCo」というのです。

図にすると、下記になります。

iDeCoのメリット・デメリットとは?知っておきたい仕組みをFPが解説!


確定拠出年金とは
それでは、確定拠出年金とは、一体どのような性質を持つ年金のことなのでしょうか? 以下で、それと対比される確定給付型年金と比較して見てみることにしましょう。実は、かつての日本の年金は確定給付型が中心でした。これは、将来受け取れる年金額があらかじめ決まっているタイプの年金ということです。

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