2019年10月9日 20:00
子育て費用はトータルいくらかかる?大学卒業までに必要なお金をFPが解説!
教育資金が不安な親は、約7割
「子供の教育資金について不安を感じる」と答えた親の割合は、72.6%にもなります。この割合は「子供の”学校生活”に不安を感じる」「”就職活動”に不安を感じる」と答えた親の割合よりも高いのです。
教育資金に不安を感じる理由のトップ3項目
教育資金がどのくらい必要となるかわからない収入の維持や増加に自信がない消費税10%への増税このアンケートからも、子育て費用が「いくら必要か」を知ることは、重要なポイントだと考えられます。
子育て費用に備える第一歩は、いくらお金が必要になるか計算してみることです。
前もって「わが家は、〇〇年後までに、〇〇万円を準備しておく」と予定を立てることができれば、子供の希望が固まってから軌道修正することもできます。
トータルの教育費は「公立1,000万円」「私立2,500万円」が相場
幼稚園から大学まで、19年間のトータルの教育費の平均がこちらです。全て公立の学校に通った場合は約1,000万円、全て私立の学校に通った場合は約2,500万円かかります。
この「教育費」には、次に例示したものが幅広く含まれています。
- 授業料
- 修学旅行代
- 文房具や裁縫道具などの学用品
- クラブ活動費
- 通学のための交通費、スクールバス代
- 制服、ランドセル
- 給食費
- 塾、水泳教室、ピアノ教室などおけいこ費用
- 自宅で使う参考書代、本代
- ボーイスカウトなどの体験活動など
子育てに必要な費用は、多くも少なくもコントロールできる
「公立1,000万円」