【不動産投資ローンの基礎知識】審査基準・金利相場などについてFPが徹底解説!
ノンバンクは金利が高め
ノンバンクについては、年収が低いサラリーマンでも審査が通りやすい反面金利が高くなる傾向があります。
高利回りの物件を見つけて購入を急いでいる時は、あまりローン金利が目に入っていない方が多いのですが、実際に不動産投資家の手元に残る金額はローン金利も考慮に入れなければならないので、慌ててノンバンクから借りるのではなく、必ず金利をよく確認してから売買契約を結ぶようにしましょう。
不動産投資ローンの返済期間について
不動産投資ローンを利用する際、金利の他にもう一つ重要となるのがローンの返済期間です。
不動産投資のキャッシュフローを考えた場合、返済期間が長ければ長いほど毎月の返済額を減らせるためキャッシュフローが安定し、反対に短くなると家賃に対する返済比率が高くなります。
このように返済期間は毎月のキャッシュフローに直接影響するため、不動産投資ローンを組む際にはどのようにして返済期間が決まるのかについて知っておくことが重要です。
物件の法定耐用年数がポイント
不動産投資ローンの返済期間は、物件の法定耐用年数が一つの基準となっています。
簡単に言うと築年数が新しい物件ほど長い返済期間で借入することが可能で、また木造、鉄骨、鉄筋コンクリートの順に法定耐用年数が長くなるため、返済期間についても長く設定できるのです。