2019年10月25日 14:00
社会保険とは?加入条件・内容など知っておきたい基礎知識をFPが解説!
このうち「雇用保険・労災保険」の2つが「労働保険」と言われるのに対し、「健康保険・厚生年金保険」の2つが、「社会保険」と呼ばれています。
”パートタイマーだが、社会保険に加入することになった”といった文脈で使われるときは、この2つの保険を「社会保険」と捉えていることが多いでしょう。
アルバイトなど短時間で働く人が、段々と勤務時間を増やしていく場合は、次の順で保険の対象になることが一般的です。
労災保険(必ず加入)雇用保険(週20時間以上働く)健康保険・厚生年金保険(正社員と比べて4分の3以上働く)今回は、狭い意味での社会保険である「健康保険」「厚生年金保険」について解説します。
社会保険が適用される要件
健康保険・厚生年金保険は、全ての労働者に適用されるわけではありません。
事業所(会社など)が条件に合うかそれぞれの労働者が条件に合うか適用…「加入する」「対象になる」と言われる状態です。
1.事業所(会社など)が条件に合うか
次の事業所は、法律上当然に、健康保険・厚生年金が適用される”強制適用事業所”となります。
- 国、地方公共団体の事業所
- 法人(〇〇会社、〇〇法人など)