2019年10月25日 14:00
社会保険とは?加入条件・内容など知っておきたい基礎知識をFPが解説!
「一般の事業」の保険料率は0.9%で、従業員が負担するのは0.3%です。(平成31年度)なお、労災保険については、全額が事業主負担のため従業員が負担する保険料はありません。
健康保険・厚生年金保険に加入するメリット
保険料がかかるために、給料が減る、家計の負担が増えると敬遠されることの多い社会保険ですが、保険料を支払った分、様々な給付を受けることができます。
健康保険のメリット(扶養されている時との違い)
メリット1:ケガや病気で休んだとき、給料の一部が保障される
健康保険の被保険者になると、業務に関係のない病気やケガで休業したときに”傷病手当金”が受け取れます。例えば、月給30万円だったが病気で会社を休み、給料が支払われなかった場合、1年半で最大約360万円が受け取れます。
メリット2:出産のため休んだとき、給料の一部が保障される
出産のため休んだ場合には”出産手当金”を受け取ることができます。例えば、月給30万円だった人が産休を取った場合、産前~産後の計約3カ月の休業に対し、合計約65万円が受け取れます。
厚生年金保険のメリット(自営業など国民年金加入者との違い)
メリット1:老齢年金の額が増える
20歳以上60歳未満の人は、基本的に全員が、公的年金制度に加入しなければいけません。