2019年11月5日 14:00
【FP解説】離婚したい専業主婦必見!お金・生活に困らないために準備すべきこと
仕事を「見つける」のと「続ける」のとは違う
仕事を見つけることはできても、その仕事が続けられるとは限りません。結婚前は働いていた人も、ブランクがあれば仕事のカンを取り戻すのに時間がかかります。
たとえやりたかった仕事でも、職場の人間関係が合わずに辞めざるを得ないこともあります。少なくとも数か月程度は働いてみて、生活のペースを掴むことが大事です。
無職だと子供の親権を取るのが大変?
無職のままだと子供の親権が取れないのではないかと心配な人も多いでしょう。離婚時に無職の専業主婦でも、子供の親権を取ることはできます。母親に収入がなくても、父親が養育費として子供の生活費を払えば問題ないからです。
しかし、養育費だけで生活していれば、養育費の支払いが滞った途端に生活に困ってしまいます。
まずは働いて自分で稼ぐ手段を確保することを考えましょう。離婚するまで無職だった人はどれくらい?
厚生労働省が行った平成28年度全国ひとり親世帯等調査によると、離婚により母子世帯になった人のうち、母子世帯になる前から就業していた人の割合は全体の76.5%です。
離婚する人のうち4人に1人は、離婚するまで無職だったことになります。