くらし情報『【スルガ銀行の不正融資】問題の内容・経緯・実態をFPがわかりやすく解説』

2019年11月19日 14:00

【スルガ銀行の不正融資】問題の内容・経緯・実態をFPがわかりやすく解説

家賃が保証できなくなり経営破綻
このままきちんと家賃が保証されていれば良かったのですが、残念ながら新しい試みだったシェアハウスは思ったように入居率が伸びず空室が目立っていました。

約束では空室の部屋の賃料については同社が保証する予定でしたが、あまりにも空室が増えすぎてしまったことから保証できなくなり、ついに2018年1月に投資家に対して家賃を保証できないと通告し大問題となったのです。

自力で払えない投資家が続出
本来、銀行の審査部門は不動産会社が家賃保証しなくても返済していけるかどうかという観点からも審査すべきところですが、書類の改ざんや黙認で審査を通過した人が多かったため家賃保証の打ち切りでローンが返済できない投資家が続出したのです。

このような状況から芋づる式に融資元であるスルガ銀行の審査実態が問題となり、スルガ銀行が自ら設置した第三者委員会において不適切な融資があったことが発覚しました。これによりスルガ銀行に対して、6ヶ月の間不動産投資向けの新規融資の業務停止と業務改善命令が出たのです。

不正発覚後の対応は?

不正発覚後の対応は?


不正融資問題によって最終的に被害者となったのは、融資を受けた投資家です。

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