くらし情報『ワンルームマンション投資は高リスク?失敗しないためのポイントをFPが解説』

2019年11月27日 14:00

ワンルームマンション投資は高リスク?失敗しないためのポイントをFPが解説

何より長期的な保有をイメージしやすいこともあり、初めて不動産投資をするという方の多くは新築物件に投資しようとする傾向があります。

ですが、都内の新築物件についてはかなり価格が高騰しているため、利回りを考えるとあまりおすすめできないのが正直なところです。

東日本大震災の影響にみる新築価格の高騰
2011年に発生した東日本大震災の影響で、建築資材や人材については最優先で復興に回されることになりました。そのため、都内でワンルームマンションを建てようとすると、震災前と同じ規模のマンションでも建築費用が1〜2割程度高くなってしまったのです。

建築費用が高くなればその分はマンションの販売価格に上乗せされてくるため、結果として震災前に比べて物件価格が高騰していくことになりました。た

だ、家賃相場については震災前と後で何ら変化はないため、物件価格が高騰した分だけ利回りが悪くなってしまったのです。

最近の都内近郊の新築物件については、実際に利回り計算をすると4%を下回っていることが多いため、ローンの返済をするとキャッシュフローが赤字になってしまうというケースも少なくありません。

新築価格には宣伝広告費用も含まれる
震災の影響以外で新築物件と中古物件で決定的に違うのが宣伝広告費用の有無です。

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