2019年11月28日 20:00
奨学金が返せない…滞納するリスク&返還の対処法をFPが徹底解説!
長期間未払いなら大きなリスク
奨学金の返済を長期間放置してしまうとどうなるのでしょうか?実は今後の人生に影を落とすようなさまざまなリスクが生じます。ここでは奨学金延滞のリスクとして、以下の内容を紹介します。
- 延滞金として余分な利子が付く
- 一括返済を求められる
- 信用情報にキズが付く
- 差し押さえの可能性がある
[adsense_middle]
延滞金として余分な利子が付く
2カ月以上滞納すると、遅延金として余分な利息の支払いが必要です。遅延金の計算式は「滞納額×延滞金の金利÷365日×滞納日数」で算出可能です。
遅延金の金利は奨学金の種類や時期によって異なりますので、あなたの情報を元に計算してみましょう。
一括返済を求められる
奨学金を返済せずに放置していると、一括返済を求められる可能性があります。滞納分だけではなく借入れ金額全額分の返済を求められるため、大きな負担となるでしょう。
契約者が返済できなければ、保証人や連帯保証人に一括返済が求められます。
一括返済が求められるケースは、9カ月以上の滞納が目安です。
信用情報にキズが付く
個人の金融取引は、個人信用情報機関に記録されています。