くらし情報『奨学金返済中の結婚は難しい?家庭の負担にならないための対策をFPが解説』

2019年12月8日 20:00

奨学金返済中の結婚は難しい?家庭の負担にならないための対策をFPが解説

が奨学金を利用していることが分かります。これは2.7人に1人の計算ですので、利用者の多さが見て取れます。

結婚は2人でするものですから、カップルのうちいずれかが奨学金利用者である確率はとても高いです。具体的な奨学金の利用者割合は以下のとおりです。

奨学金返済中の結婚は難しい?家庭の負担にならないための対策をFPが解説


毎月の平均返済額
奨学金利用者が総額いくら借りて、毎月どれぐらいずつ返しているかを紹介します。「奨学金や教育費負担に関するアンケート調査(2019年3月発表)」によると、奨学金利用者は平均で総額324.3万円借入をしています。

毎月の返済額は平均16,880円となっており、毎月コツコツと返していることが伺えます。

平均利用期間
同じく「奨学金や教育費負担に関するアンケート調査(2019年3月発表)」によると、奨学金の平均利用期間は14.7年となっており、30代の半ば頃まで奨学金の返済が必要であることが分かります。
延滞経験者の割合
一方で、奨学金利用者の苦しい経済事情を読み取ることもできます。奨学金利用者のうち、延滞経験がある人は15.7%で、延滞理由は「収入が少ない」が42.5%となっています。つまり、奨学金利用者の約6.7%が収入事情での延滞をしたことが分かります。

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