2019年12月8日 20:00
奨学金返済中の結婚は難しい?家庭の負担にならないための対策をFPが解説
教育資金は早く準備するほど有利となりますので、結婚を具体化する時点である程度想定しておきましょう。
住宅購入費用がかかる
結婚して家族が増えると、住居をどうするかというテーマが出てきます。もし住宅購入をする場合の話しですが、住宅には多くの資金が必要です。
「住宅金融支援機構(フラット35利用者調査2017年度)」によると、土地付注文住宅は4,000万円台、建売住宅は3,300万円台、マンションは4,300万円台が相場です。
教育資金と同様に、たとえ少額でも早目に頭金の準備を始めた方が有利です。老後資金は2,000万円必要
金融庁が2019年6月3日に公表した金融審議会の市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」では、老後資金は2,000万円必要との試算が出されています。
この金額は貯蓄が多い団塊の世代が、ゆとりある生活をしている可能性もあるため、切り詰めた生活をすればこれほど必要とは限りません。とはいえまとまった資金は必要となりますので、結婚の段階から先回りで捻出して行きましょう。
奨学金返済中の結婚は難しい?6つのハードル
奨学金を返済中の結婚にはさまざまなハードルがあります。