2019年12月22日 14:00
パートでも失業保険はもらえる?対象条件&手続きの流れをFPがわかりやすく解説!
最近では、必要な情報を入力すれば、簡易的に失業手当の概算を割り出してくれるWebサイトもあります。しかし、正式な額に関してはハローワークで手続きをしてから決定されますので、簡易的に算出された金額については、あくまで目安としてください。
離職理由によって期間が違う
勤めていた職場を辞める理由によって、受給できる金額や期間に差があります。会社の倒産や分裂による「会社都合」と、転職を希望する場合などの「自己都合」にわけて確認してみましょう。
会社都合退職
勤務先の倒産などにより、本人の意思とは関係なく雇用継続ができなくなった場合、7日間の待期期間ののちすぐに失業手当を受け取ることができます。
失業手当は、働けない期間の生活費を補う目的があり、会社都合で失業してしまった方にはいち早く生活のサポートをする必要があることから、会社都合の場合は給付制限がないとされています。
自己都合退職
転職希望や結婚など、本人の都合により退職した場合は「自己都合退職」とよばれ、7日間の待期期間ののち3カ月間の給付制限を経て失業手当を受け取ることになります。
その3ヶ月の間は求職活動を行いますが、その間に再就職することができ、さらに要件を満たせば再就職に関する手当を受け取ることができます。