2019年12月30日 14:00
パートは「労働時間」に要注意!扶養・社会保険の加入などについてFPが解説!
パートであっても、上記の時間が上限になります。なお、働く時間の下限については特に規定はありません。
所定労働時間を超えると残業手当が支払われる
職場によっては、パートでも残業を頼まれることがあります。残業(時間外労働)をすれば、残業手当を払ってもらえます。
時間外労働の賃金については、労働基準法により次のようなルールが定められており、原則としてこのルールに従った割増賃金が支払われることになります。
1日8時間または週40時間を超えた場合には25%以上割増月60時間を超える時間外労働については50%以上割増午後10時から午前5時までの勤務は25%以上割増就労時間によって保育所に預けられないことも
労働基準法上は労働時間の下限はありません。ただし、仕事をするときに子供を保育所に預けなければならない人は、就労時間の下限にも注意しておく必要があります。
保育所を利用するための就労時間の下限については、月48~64時間の範囲で自治体が定めることになっています。
就労時間が少なすぎると保育所を利用できないことがあるので、あらかじめ調べておきましょう。
パートの労働時間は就業規則でも確認
法律上の規制のほか、会社の就業規則でも就労時間のルールが設けられていることがあります。