2019年12月25日 14:00
交通事故の示談金は増やせる?相場&多く受け取るためのポイントをFPが解説!
項目ごとに見ていきましょう。
治療費
交通事故によって負った怪我の治療に費やした費用について加害者側に請求します。請求する金額は基本的に治療費の実費なので、交渉によって大きく増額できる部分ではありません。
ただし、治療費として認められる範囲について争いになることがあるため注意が必要です。
例えば追突事故でむち打ちになった場合、本来受診すべきなのは整形外科ですが、被害者の中には病院ではなく接骨院や整骨院、場合によってはマッサージなどに通うケースがあります。
整形外科での治療については基本的に治療費の対象として扱われますが、接骨院等は医師ではなく柔道整復師という別の資格者になるため、相手方から治療ではないと主張されることがよくあるのです。
そのため、治療についてはできるだけ医師による診察、治療を受けることを心掛けるとともに、どうしても接骨院などを受診したい場合は医師に相談の上、医師の指示のもと紹介された接骨院等に通うようにしましょう。
病院なら内訳が何でも請求できるわけではない
基本的に病院やクリニックなど医師の診察、治療を受けていれば基本的に治療費として請求することが可能です。