2020年1月3日 14:00
失業保険の受給期間を延長したい!対象者の条件&申請方法をFPが徹底解説
どちらに該当するかによって期間は変わります。また「最長」1年または3年である点のポイントです。
これらに事由に該当したら必ず1年または3年が上乗せされるわけではありませんのでご注意ください。
- 本人の病気やケガ、親族の介護の場合は最長3年の延長可能
- 定年退職者の場合は最長1年の延長可能
延長のメリットとは
失業保険のそもそもの概念として「働く意思と能力が有るにもかかわらず働いていない状態」を指します。簡単に言うと「健康で、いつでも働くことのできる環境であるのに、仕事が見つからない状態」ということです。
上記の「期間延長できる条件」を見ていただくと分かる通り、期間延長の申請条件となる場合は、少なくとも「すぐ働ける状態ではない」ことがわかります。
この「やむを得ずすぐ働くことが出来ない」場合でも、失業保険の受給期間だけが過ぎていくのではなく、上限付きの猶予期間を設けることで、きちんと「働くことのできる状態」にしてから求職活動に専念することが出来ます。
無理をして仕事を探すことなく時期を待つことが出来るのは、受給期間延長の最大のメリットであると言えます。
申請手続きの流れ
まず、どのタイミングで期間延長を申し出るかについてですが、これは上にまとめた「期間延長できる条件」