2020年1月5日 14:00
住民税と所得税の違いをFPが徹底解説!働く人が知っておきたい基礎知識
その税の中でも、意外にも身近な住民税と所得税について解説を進めます。どんな違いがあるのでしょう?
- 納付先
- 使い道の対象
- 納税のタイミング
- 課税対象期間
- 控除額
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納付先が違う
住民税と所得税では税金を納める先が異なります。住民税は地方税ですので、お住いの都道府県、市区町村に納税しなければなりません。対して所得税は国税です。納付先は税務署、つまり国に納税する事になります。この違いもあり、次の使い道の点でも違いが生まれます。
使い道の対象が違う
住民税と所得税は税金という意味では同義ですが、細かく言うと、住民税は地方税で、所得税は国税に該当します。
よく耳にするのは県が管理している、国が管理しているといった事を聞きますが、住民税は自治体管理の分野で利用され、所得税は国が管理している分野で使い分けられる事になります。
大きな金額になれば、国がいくら使って、県や市がいくら使うといった事をイメージして頂ければ分かりやすいでしょう。
納税のタイミングが違う
前述しましたが、住民税と所得税はサラリーマンの場合は毎月のお給料からの天引きとなりますので、大きな違いはありません。