くらし情報『住民税と所得税の違いをFPが徹底解説!働く人が知っておきたい基礎知識』

2020年1月5日 14:00

住民税と所得税の違いをFPが徹底解説!働く人が知っておきたい基礎知識

控除額が違う
住民税と所得税は共に所得控除というものが存在します。これは課税額を導き出す過程において、所得に応じて控除されるもの、既婚者か独身者で使える控除枠が違うなど、いたるところで違いは出てきますが、計算過程の控除額の違いについて解説をしていきます。

控除の内訳
所得控除の内訳は次の通りです。

  • 社会保険料控除
  • 医療費控除
  • 雑損控除
  • 小規模企業共済等掛金控除
上記4つの控除は控除額が住民税、所得税共に変わらないものです。次に挙げる控除は控除額が異なるものになります。

  • 基礎控除
  • 配偶者控除
  • 配偶者特別控除
  • 扶養控除
  • 勤労学生控除
  • 障害者控除
  • 寡婦・寡夫控除
  • 生命保険料控除
  • 地震保険料控除
  • 寄付金控除
これまで挙げた14の所得控除を使い課税所得を計算します。

所得控除一覧の見方
先程解説した、控除額の異なる10の控除の一覧がこちらになります。

住民税と所得税の違いをFPが徹底解説!働く人が知っておきたい基礎知識


見方として、左側が所得税についての控除額で、右側が住民税の控除額となっており、例えば基礎控除で見て見ると、所得税控除は38万円ですが、住民税となると33万円と控除額が低くなっている事が分かります。


この様に、皆さんの使える控除額は各ご家庭で異なりますので、上記の表を参考にして頂ければと思います。

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