くらし情報『住民税控除とは?仕組み・種類・金額についてFPがわかりやすく解説』

2020年1月13日 14:00

住民税控除とは?仕組み・種類・金額についてFPがわかりやすく解説

また所得税計算と住民税計算において控除額が変わらないものもありますので、合わせて憶えておきましょう。

では控除額が変わらないものから一つずつ解説していきますね。

所得税・住民税共に控除額が同じ
社会保険料控除
これは給与明細にも記載があると思いますが、健康保険や介護保険、雇用保険、厚生年金をひっくるめて社会保険と言います。この部分に支払った金額を控除できる部分が社会保険料控除となります。

また個人事業主の方が支払った国保の金額も算入する事ができます。支払った金額全額が控除の対象となります。

医療費控除
住民税計算をされる対象の年に治療などでお金が掛かった場合控除できるものです。最高で200万円が限度となります。
また治療費だけでなく、通院に使った交通費、入院した場合の食費も含まれます。但し、個室などに入った際の部屋代(差額ベッド代)は対象外になりますので注意しておきましょう。

また平成29年1月よりセルフメディケーション税制がスタートしました。簡潔に言うと、病院にかからず薬局などで購入した医薬品(該当するものとしないものがあります)の金額を控除するというものです。

この医療費控除は確定申告を行わなければなりませんので、大きな病気をした際や入院を伴った際は利用しておきましょう。

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