2020年1月17日 14:00
老後が不安…生活・お金の心配をしないためのポイント4つをFPが解説
ではなぜ自助努力が必要になったのでしょう?
バブル期とバブル以降の制度の違い
以下にバブル期と、バブル以降の違いを箇条書きにしてみたいと思います。
【バブル期】
- 終身雇用制度、退職金制度が一般的
- 高金利(郵貯の定額貯金の利回りが8%)
- 人口増加
- 社会保障制度の充実(年金は60歳より受給・健康保険負担も2割等)
【バブル以降】
- 雇用の不安定(大手でもリストラする時代・フリーランスの台頭・退職金が無い)
- 低金利(現在の預貯金金利は0.001%)
- 少子高齢化の加速
- 社会保障制度の変更(年金は65歳から、健康保険負担3割、介護保険の開始)
この様に対照的な変化になっていると思います。また、かつては国や会社が最後まで面倒を見てくれる時代でしたが、今では国や会社をアテにする事は出来ない時代になりました。定年後の不安が大きくなるのはお金が必要だからです。
お金の不安を解消するには?
ではお金の不安を解消するためにはどうしたらいいのでしょう?自助努力と言っても何から手を付けたらいいのか?何を始めればいいのか?分からない事が多いと思います。ここからは解消する為の4つのポイントを挙げていきますので参考にしてみて下さい。