2020年1月22日 20:00
老後貧困にならないために。今から備えたいお金対策のポイントをFPが徹底解説
保険は将来の解約金を契約時に約束しますので、ある一定期間保有しておけば、かなりの解約金になるものもありました。
しかし、バブルが崩壊すると同時に保険会社に解約が殺到。しかも高利率を謳っていましたが、その利率での運用が厳しくなり、最終的に経営破綻へと繋がります。
この高金利が悪い意味で作用してしまったという事ですね。今では各保険会社もそうですが、財務内容等含め健全に運営されているか等厳しいチェックを受けています。
今では保険も低利率となり、預けるメリットが殆ど無い状態にまで陥っています。中には商品の販売停止をしている保険会社もある位です。それ位今の時代は円で、元本保証で資産を増やす事が厳しい時代になったという事です。
原因と問題点のまとめ
まず、原因を整理すると、次の様に解説する事ができます。
- 高金利の恩恵に与っていた為、円建て一本で資産分散をしてこなかった
- 情報や知識が無い為、バブル崩壊後も何か新しいものに手出しする事が出来なくなった
- 元本保証への過剰な依存
ではこの原因がどんな問題を引き起こすのかというと、次の様に考えられます。
私達はお金の勉強をこれまでしてきませんでした。と言うより、する必要が無い時代があったからです。