2020年1月22日 14:00
初心者でもわかる!外貨預金のメリット5つ&仕組みを金融の専門家が徹底解説
一方、外貨定期預金は1カ月と短いものから数年と長いものがあり、1年定期は◯%、3年定期は◯%など預入期間に応じて金利が決まっていて、預け入れたときの金利がずっと適用されます。
銀行によって金利は異なりますが、日本円の定期預金よりも金利は高めの傾向があります。
円預金と外貨預金の違いをまとめると、以下の通りです。
外貨預金のメリット
外貨預金のメリットは、主に次の5つです。
- 円預金よりも金利が高い
- 為替差益が狙える
- いつも使っている国内の銀行で始められる
- 資産を分散できる
- 外貨を現地で使える(海外によく行く場合)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
円預金よりも金利が高いのでお得
預けるときと引き出すときの為替レート次第では、元本割れが生じる可能性もある外貨預金ですが、多くの人が外貨預金をしているのは円の金利よりも金利が高い通貨が多いからです。たとえば、住信SBIネット銀行の外貨定期預金の金利(1年もの税引き前)は、以下の通りです。
- 米ドル:年1.8%
- 豪ドル:年0.70%
- NZドル:年1.10%
大手銀行の定期預金の金利(1年)は0.01%なので、外貨預金の金利が高いことがわかると思います。