2020年1月24日 14:00
老後の住まいは賃貸でも大丈夫?メリット・デメリットをFPが徹底解説!
入居する際も、敷金、礼金といった初期費用が高額な物件もあります。退去時には返金が無い場合も。
そして老後を迎える場合、注意点としてですが、高齢者だけでの契約が出来ない事もあります。理由は高齢になればなるほど、理解力の低下、孤独死等オーナーにとっては避けたい事由が発生するリスクが高まるからです。
賃貸は借り手にとっては助かりますが、オーナーの観点から考えると、収益を得る為の物件ですので、事故あり物件にしたくないのが本音ですし、空き部屋も埋めたいでしょう。この事から高齢者単独での契約は出来ない事が多いので、憶えておいて下さいね。
家賃とローンはどちらが良いのか?
さて物件に関する特徴、それぞれのメリット・デメリットを解説しましたが、ここでお金に関して触れると、家賃を支払うかローンを組むのかという点に行きつきます。一体どちらが老後には良いのでしょう?
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支払額を比較してみました
ここで支払いの総額を比較してみたいと思います。
ざっくりとした計算ですが、下記の条件で比較してみます。
- 30歳夫婦で65歳定年、平均余命より90歳まで生きると仮定
- Aパターン:住宅を購入し35年ローンを組む/物件価格4,000万円/金利0.7%/月107,408円の支払い/頭金、ボーナス払い無
- Bパターン:賃貸に居住し続ける/月の家賃を10万円と設定
まずAパターンですが、毎月の返済額を35年間払い続けると、総支払額で45,111,360円になります。