2020年1月24日 20:00
年金だけでは生活できない?老後に備えたいお金の基礎知識をFPが徹底解説!
追加する事によって、200円×納付月数分の金額が年金に毎年加算される為、お得な制度だと言えます。
計算例として20歳から60歳まで付加保険料を支払ったとすると、400円×12カ月×40年間=192,000円支払う事になります。では受取は200円×12カ月×40年間=96,000円が1年間の年金に加算され、受給し続ける限り96,000円を受け取れますので、計算上は2年間で元が取れる仕組みです。
国民年金基金
国民年金基金に関しては、付加年金同様に第1号被保険者のみ対象となっている制度で、将来の年金額を増やす為の仕組みです。少々複雑な為、ざっくり解説しますが、付加年金と併用する事はできませんので、加入するのであればどちらかになります。毎月の掛け金の上限は68,000円までと決まっており、もしiDeCoと併用するのであれば、68,000円以内に掛け金を抑える必要がありますので、注意して下さい。加入のプランが複数ある為、ご自身の受け取りたい方法を検討して加入する必要があります。
厚生年金基金
次に厚生年金基金です。
厚生年金と言葉が似ていますが、実際は異なり、次の様になります。
- 厚生年金は公的年金制度であり、国が運用する制度です。