2020年1月29日 14:00
連帯保証人も自己破産できる?借金が返済できない場合の対処方法をFPが解説!
3.お金を借りる
緊急性が高い場合や、将来まとまった入金予定がある場合には、借金でその場をしのぐ方法もあります。銀行カードローンや消費者金融キャッシングは、気軽に借金できる方法です。
気軽な分だけ年率1%代~20.0%と高金利ですので、返済計画をしっかりと立てることが大切です。ちゃんと返せるという目途が立つ場合にのみ、臨時として活用しましょう。慢性的な借金になると生活苦に陥りますので注意が必要です。
4.自己破産を含めた債務整理を検討する
それでも対処が難しい場合は債務整理を検討しましょう。債務整理は借金を軽くしてくれる任意整理、借金を大幅カット(5分の1程度)してくれる個人再生、資産を没収される代わりに借金を帳消しにしてくれる自己破産があります。弁護士や司法書士に相談し、状況に合わせた債務整理の方法を取りましょう。
自己破産のリスクや影響
自己破産をすると、99万円以上の預貯金や、住宅、車などの資産が没収されます。その代わり借金が帳消しとなる方法であるため、借金が大きい場合や資産を失っても良い場合に選択することとなります。
借金苦に陥った連帯保証人にとって、自己破産はとてもありがたい制度ではありますが、一方で大きなリスクもあります。