2020年2月1日 20:00
交通事故の弁護士費用はどれくらい?相場&事例別シミュレーションをFPが解説
つまり、損害賠償請求は相手に認めさせることがゴールではなく、賠償金を回収してこそのゴールなのです。
交通事故の場合、加害者が自動車保険に加入していれば勝ち取った賠償金は保険会社が責任を持って支払ってくれるので、弁護士としては非常に安心できますし、弁護士費用をとりっぱぐれる心配もなくなるため、こぞって交通事故案件をやりたがるのです。
結論としては、交通事故の相談については相談料は無料のところを選んで相談したほうがよいでしょう。
着手金
弁護士に依頼して動き出す際に前もって支払う金額で、弁護士費用総額の10~30%くらいが相場のようです。ただし、こちらについても交通事故とそれ以外の法律案件で異なる部分が出てきます。
被害者の着手金を無料にするケースも多い
先ほどの相談料と同じで、交通事故については着手金無料で受任している弁護士がかなりいるようです。
そもそも交通事故で被害を受けた方というのは、突然仕事ができなくなったうえに予期せぬ治療費や車両の修理代まで発生するので、加害者との示談がまとまるまではお金に余裕がないケースがよくあります。
そのため、弁護士がサービスとして交通事故被害者については着手金を無料にしているケースが多いのです。