くらし情報『交通事故の損害賠償の基礎知識まとめ!対象範囲・請求方法についてFPが徹底解説』

2020年2月17日 14:00

交通事故の損害賠償の基礎知識まとめ!対象範囲・請求方法についてFPが徹底解説

交通事故の損害賠償の基礎知識まとめ!対象範囲・請求方法についてFPが徹底解説


交通事故の損害賠償の基礎知識まとめ!対象範囲・請求方法についてFPが徹底解説


出典:公益財団法人日弁連交通事故相談センター赤い本より

例えば、むち打ち症で他覚的所見がない場合に1ヶ月通院した場合の慰謝料の目安は19万円となります。また、これらの慰謝料とは別に、治療後も一定の後遺症が残った場合は、その後遺症に対する後遺障害慰謝料を別途請求できます。

保険会社が算定して提示してくる示談金には、これらの慰謝料は考慮されていない事が多いため、安易に応じる前に必ず交通事故に強い弁護士に相談しましょう。

休業損害の内容と請求できる範囲

休業損害の内容と請求できる範囲


事故によって仕事を休むことになったことで収入が減少した、という因果関係のもと休業損害を請求する事ができます。算定基準等は弁護士基準に基づくと下記の通りです。

  • 会社員や自営業者の場合:事故当時の収入をベースとして、現実に失われた損害を算出します。
  • 専業主婦の場合:専業主婦には収入はありませんが、家事労働を労働として捉え、女性の平均賃金をベースに損害を算出し請求する事が可能です。
  • 学生や未成年:原則として休業損害は認められません。
    但し、アルバイトをしているような場合は、その分の損害を請求する事は可能です。
主な損害賠償の項目としては以上となります。

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