2020年2月20日 14:00
遺族年金の受給手続き方法まとめ!申請場所・必要なもの・期限をFPが解説
「遺族の要件」を満たしているか等の審査が行われまず。
それらを経てから受給開始となりますので、早くても申請から3か月程度、長い場合は更にあと1か月程度かかる場合もあります。
初回振込が遅れても、受給権が発生している年金額に関しては後の振り込みと合算されますのでご安心ください。
受給開始までの生活費の備えが肝心
実際に生活費としての遺族年金をもらえるようになるまで、最大4か月程度かかるとすると、その間収入がかなりダウンすることになります。配偶者の逝去により葬儀費用や医療費など、様々な形での出費は免れません。
さらに、住居費や教育費など、配偶者の生前と変わらない定期的な出費も続きます。近年では民間の生命保険での保険金支払いもスピーディになりましたので、きちんとした保障の生命保険に加入していれば、実際に遺族年金を受け取るまでの生活費として十分な一時金となるでしょう。
しかし、そうではない場合は、少なくとも当面の生活費として預貯金で備えることになります。
生命保険にしても、預貯金にしても、早めに万が一に備えておくことが大切です。
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老齢年金と遺族年金は併給できる?
日本の年金制度には【老齢・遺族・障害】の3種類があります。