2020年3月7日 20:00
住宅ローンを組む前にチェック!銀行の選び方・ポイントをFPがやさしく解説
その他、民間の金融機関と比べて以下のような違いがあります。
- 団体信用生命保険に加入せずに住宅ローンを利用することもできる
- 借入可能額を大きくしやすい
- 融資実行まで時間がかかる
団体信用生命保険に加入せずに住宅ローンを利用することもできる
まず、民間の金融機関の場合、健康に問題があるなどして団体信用生命保険に加入できないと住宅ローンの審査承認を得ることができませんが、フラット35の場合、団体信用生命保険に加入せずとも融資を受けることができます。
借入可能額を大きくしやすい
「年収に対していくらまで融資を受けられるか」の計算をするにあたり、各金融機関独自に設定された「返済負担率」と「審査金利」を用いて計算がなされますが、フラット35の場合、審査金利が低く設定されているため、借入可能額を大きくしやすくなっています。
例えば年収400万円の場合、2020年2月時点のフラット35の金利1.28%で計算すると、3,947万円まで借入できる計算となります。
融資実行まで時間がかかる
フラット35の融資を受けるには建物について第三者機関のチェックを受ける必要があり、民間住宅ローンと比べると融資まで時間がかかってしまいます。