2020年3月13日 14:00
公務員の遺族年金の仕組みとは?受給資格&支給額の計算方法をFPが解説
詳しい概要については、日本年金機構ホームページ内に「地方公務員共済組合一覧」のページがありますので、これらの詳細を知りたい方はご確認ください。
(旧)遺族共済年金の受給資格
まず、亡くなった方の要件として《共済年金に加入していた方が2015年9月以前に亡くなった場合》または《亡くなった方が既に老齢共済年金や障害共済年金を受け取っていた場合》です。これ以降は全て【遺族厚生年金】の対象になります。
もちろん未納や滞納が多く、所定の期間加入していない場合は対象にはなりません。本来加入しておくべき期間の2/3以上は納付済であるか、免除等の申請をしていることは必須条件です。
さらに受給資格についていくつかのポイントがあるので、ここからそれぞれに分けてまとめますね。
亡くなった方
先にまとめた条件と併せて、以下の内いずれかに当てはまらないと【遺族共済年金】はもらえません。
- 組合員である間に初診日がある病気やケガが原因で初診日から5年以内に死亡した場合
- 障害年金を受けている方が死亡した場合(障害等級1〜2級の共済年金か、1~3級の障害年金)
配偶者
公務員の遺族年金では、配偶者の要件として妻も夫もその対象となっています。