2020年3月13日 14:00
公務員の遺族年金の仕組みとは?受給資格&支給額の計算方法をFPが解説
ただし妻と夫で満たすべき要件が違いますので、それぞれポイントをまとめます。
妻
妻が【遺族共済年金】をもらうための条件は以下3つです。このうちどれかに当てはまればもらえます。
簡単に言うと、子供の有無に関わらず、妻であれば【遺族共済年金】はもらえるということですね。
夫
夫が遺族共済年金を受け取る場合は、妻の場合よりかなり条件が絞られます。
18歳未満の子供がいる場合で、妻が亡くなった時に夫が55歳以上である場合に、60歳以降になればもらえる。
公務員の遺族年金・支給額の計算
実際に支給される金額の計算ですが、計算の基となるのが故人の生前の給与です。その給与に対して所定の係数をかけて割り出しますが、一律にいくらというものでは全くないので、ご自身で計算するのは一苦労ですからオススメしません。
目安として知りたい場合は、Web上の無料シミュレーションを活用するか(あくまで目安程度として活用くださいね)、公務員共済の相談窓口、社会保険労務士などにお尋ねいただくのがベストです。
お子さんがいる場合などで【遺族基礎年金】の要件にも該当すれば、もちろん【遺族基礎年金】からももらえます。