2020年3月30日 14:00
カードローン利用で住宅ローンの審査が通らない?仕組み・関係性をFPが解説
なので、ローンが組める・組めないという判断に影響を与える、ということになります。
では、具体的にはどういったものがどのように影響していくのでしょうか?以下でそれらについて説明いたします。
必ずしも悪影響ばかりではない
巷では、「カードローンでお金を借りていると、住宅ローン審査に悪影響を及ぼし、最悪落ちてしまう」と言われています。確かにそういう場合もありますが、必ずしもそうとばかりは言い切れないケースがあります。
つまり、ローンを利用していても、期限内にキチンと返済しているなど良好に利用している場合には逆に好影響を与えて住宅ローンが組めた、ということがあるのです。この場合には、まったくお金を借りていない人に比べて逆にメリットになります。
要は悪影響も好影響も使い方次第、ということになります。あまり借金を毛嫌いしないようにしましょう。
最も影響があるのは返済比率
返済比率とは、年収に占める年間の返済額の割合になります。これが高ければ高いほど、借金が多いということになります。
この比率がどう評価されるかというと、30%以下であれば住宅ローンの審査には影響せず合格の可能性が高いということになります。