2020年4月3日 14:00
貯金の割合はどれくらいがベスト?給料を目安に理想の貯蓄をFPが解説!
を参考にすると良いかもしれません。ただ、「貯金のしすぎは悪い事」ではありませんから、できればさらに貯金割合を高める努力に励んでいきましょう。
家族がいれば住宅ローンも教育費もかかる
給料別でも年齢別でも、どちらも既婚世帯のほうが平均貯蓄割合が低いという結果です。結婚して家族がいれば、基本的に独身者には不要な住宅ローンや教育費が必要になりますから、納得の結果です。
一時期「独身税」が話題になりましたが、年収が高いなら結婚は経済面を頼られやすいからこそ、重荷になる一面もあるのかもしれません。もっともすでに結婚は、するもしないも当人の自由という風潮がある時代です。しかも今後も、結婚しない人は年々増えていくという見通しもあります。したくてもできない人も多いですが、できる人は少し考えても良いのかもしれません。
最終的に必要な家計上の貯金額目安は?
ここからは、貯金割合を考えるうえで大切なことをお伝えします。そもそも、冒頭で触れた通り万人に共通する理想的な貯金割合などありません。ただ、万人に共通する必要な貯金として「老後資金」が挙げられます。あと既婚者なら、やはり「教育費」が必要なことが多いです。