2020年5月9日 20:00
初心者向け資産運用の基礎知識まとめ!失敗しない投資のコツをFPがわかりやすく解説
そこで、購入時期を複数回に分けることによって、リスクを分散するという方法があります。
今回のコロナショックの件で、会社に問題がなくても急激に株価が下がることがあると再認識されました。購入する予定の株式の会社について調べ尽くしても、他の要因で急激に株価が値下がりすることはありえます。そういったことを防ぐためにも購入時期の分散は必要でしょう。
誰しもが気になるリスクの話
資産運用というと、資産が増えるという期待の反面、失敗してせっかく貯めた貯金が減ってしまうのではないかというイメージがあるかと思います。資産を増やすために資産運用を始めるのですから、それも当然だと思います。
そんな誰もが気になるリスクの話をここではさせていただきたいと思います。金融の世界では、リスクは下の5つに分けられるとされています。
- 株価変動リスク
- 信用リスク
- 流動性リスク
- 金利変動リスク
- 為替変動リスク
株価変動リスク
保有している株価が上がったり下がったりする可能性。主に会社の業績によって変化し、会社の業績が良ければ株価が上がり、悪ければ下がる傾向にあります。また、政治や社会の状況にも影響を受けます。
信用リスク
株式であれば、会社が倒産してしまい、会社が投資家から集めていた資金を全部もしくは一部を還元できなくなる可能性。