2020年5月18日 20:00
個人年金保険にかかる税金とは?知って得するお金の知識をFPが徹底解説!
積立期間中は節税メリットもある!
保険料を払うときには支出だけなので税金はかかりません。逆に、払うときには所得控除が受けられるので、税負担を抑えられます。
個人年金保険の種類を確認
個人年金保険は民間の保険会社で取り扱いされています。基本的に現役世代の間に年金原資を積み立て、60歳など契約時に定めた年齢に達すると支払いが受けられるものになりますが、いろいろなタイプの商品があります。
課税について理解する前提として、個人年金保険の主な種類を確認しておきましょう。
年金の支払いがあったら所得税・住民税がかかる
個人年金保険で契約時に定めた年齢に達し、年金をもらうと、所得税・住民税がかかります。所得の種類
まず、所得の種類を確認しておきましょう。次の10種類に区分され、種類によって計算方法などが変わります。
毎年受け取るなら雑所得
雑所得とは基本的に他の区分に該当しない所得で、公的年金も含まれます。個人年金保険も、年に1回、2回、6回、12回など分けてもらう形であれば、雑所得となります。
雑所得は収入の全額ではなく、必要経費を差し引きできます。
必要経費とは?
払い込んだ保険料のうち、今年支払いを受けた額に対応する部分です。