2020年5月17日 14:00
新築で火災保険に加入する際のポイントまとめ!選び方&おすすめをFPが解説
そして中古不動産であっても、火災保険の必要性は変わりません。不動産を購入したら、しっかり火災保険に加入しましょう。
補償内容より「再調達価格」を気にしよう
補償期間の長さは「1年から10年」の範囲で選び、長いものほど割安です。そして補償金額は、もう一度同じ不動産を建てる場合の「再調達価格」を基準に設定します。安くするほどに保険料も割安になりますが、その分だけ本当に火事が起きたときには困りものです。
どうしても保険料が気になる場合は、少しは安くするのも手ですが、ここは満額で加入することをおすすめします。まずは補償内容より「再調達価格かどうか」を確認しましょう。
加入する際の一番のポイントは「補償範囲」
今度は、火災保険に加入する際のポイントについてお伝えします。
結論からいえば、一番のポイントは「補償範囲」です。具体的には、火災保険は火事だけでなく、以下のようなさまざまなリスクに備えることができます。
- 風災:台風や大雪、雹(ひょう)や砂塵(さじん)への備え
- 水災:主に「洪水」への備え、土砂崩れも
- 爆発:主にガス漏れでの爆発・破裂への備え
- 落雷:文字通り落雷への備え
- 水濡れ:主に雨漏りや配管の破損への備え
- 盗難:主に泥棒への備え、破損も
- 賠償:他人に対する賠償責任への備え
そして、このような様々なリスクに対して「どこまで備えるか」