2020年5月23日 14:00
債務整理中に借入はできる?知っておきたい基礎知識をFPがわかりやすく解説!
- 身内や友達から借りる(なるべくやめたほうがよい)
- 中小消費者金融から借りる(やめたほうがよい)
- 闇金から借りる(厳禁!)
身内や友達から借りる(なるべくやめたほうがよい)
身内や友達から借りる場合は、融資審査を気にする必要はありません。個人間の借金であれば信用情報に残らないため、借りることは可能です。
ただし、お金に困って債務整理をしているのですから、新たな借金を作ると返済ができない可能性があります。身内や友達の信頼を失う可能性があるので、控えたほうがよいでしょう。
また、年間110万円以上の個人間借金で、借用書、金利設定、返済実績がなければ贈与と見なされかねません。贈与と見なされれば贈与税がかかる可能性があります。
中小消費者金融から借りる(やめたほうがよい)
大手消費者金融から借りることは難しくても、中小消費者金融なら貸してくれる可能性があります。対面で融資するところであれば、人柄を見て貸してくれる可能性があるのです。
2006年に行われた貸金業法の改正や、銀行によるカードローン商品の台頭により中小消費者金融の経営状態は悪いため、債務整理中でも貸してくれる可能性はあります。ただし、高金利で新たな借金が増えることは大きなリスクです。