くらし情報『住民税は年収で決まる!所得金額との関係&計算方法をFPがわかりやすく解説』

2020年6月3日 23:00

住民税は年収で決まる!所得金額との関係&計算方法をFPがわかりやすく解説

例えばサラリーマンの場合は、社会保険料控除、基礎控除、住宅ローン控除、医療費控除、生命保険料控除などがありますので、それらを差し引いたあとの金額に対して住民税が課税されます。

税率は地域によって若干の違いはありますが、東京都の場合は都民税4%、区市町村民税6%で、概算では区や市によって大きな違いはありません。

市によって基準となる税率は違うのか
住民税の税率については全国統一の基準ではないので、都道府県や市町村によって若干のずれがあります。ただ、違ったとしても小数点以下の小さな変動だけなので、概ねどの地域でも合計で10%程度と認識していれば大きくずれることはありません。

むしろ、地域によって差が出ることがあるのはもう一つの均等割の方です。以下で詳しく解説します。

均等割(定額で課税される割合)による住民税の地域差

均等割(定額で課税される割合)による住民税の地域差


均等割とは、収入に左右される所得割とは違い、定額で課税される割合のことをいいます。つまり、その地域に住んでいる人の住民税のうち、均等割部分については同じ金額が課税されているということです。


例えば東京都の場合、個人都民税は1,500円、個人区市町村民税の税額は3,500円となっています。

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