2020年7月9日 14:00
20代の平均年収を徹底調査!業種・男女別etc.気になる収入事情をFPが解説
これは非正規の方も加えた数字なので一概にはいえませんが、正社員なのにこれより給料が安いなら、転職を考えるのもよいかもしれません。
なお、統計上もっとも平均年収が高くなるのは男性なら「50代後半」で、全体的に年功序列の名残が残っています。一方の女性は総じて300万円少々です。まずは、このような数字を知っておきましょう。
20代前半から20代後半にかけて一番収入が上がる?
あくまで統計上の話ですが、平均年収は男性も女性も20代前半から20代後半にかけて一番上がっています。ここで十分な年収上昇が見込めるかどうかが、その後の年収を図るうえで大切なのかもしれません。上がらないようなら、会社や業種を変えるのもよいでしょう。
なお、女性の平均年収が上がらないのは、本当に年収が上がらないのではなく、結婚などを通して専業主婦やパートになる方がまだまだ多いためです。
この点には気を付けましょう。
業界相場はライフライン・金融・保険・ITが強い!
次に、業界相場としての平均年収をお伝えします。同じく国税庁の平成30年「民間給与実態統計調査」によると、業界・業種別の平均年収は以下のとおりです。
特に平均年収が高いのは、上位3つに該当する業種でしょうか。